【第45回】「ちゃんとやってるのに成果が出ない」時、AIにデータを読ませて原因を探す方法

AI活用

「ちゃんとやっているのに、成果が出ない」。ブログでもSNSでも、AIを使った作業でも、この状況はいちばん心が折れます。原因が見えないからです。

先日、私も長年やっている別のブログで、まさにこれに陥りました。今日は、この「原因が見えない不調」を、AIにデータを読ませて切り分けてもらう方法を共有します。感覚で悩むのをやめて、数字から答えを出す。この頼み方は、いろんな場面で応用できます。

やりがちな失敗 「たぶん◯◯だから」で動いてしまう

アクセスが伸びない。その理由を、私はずっと「最近ちゃんと更新できていないからだ」と思い込んでいました。だから対策も「新しい記事を書く」一択。でも、これは「なんとなくの原因」で「なんとなくの対策」をしている、危ない状態でした。もし当たっていなければ、努力がまるごと無駄になります。

そこで方針を変えました。感覚で決めるのをやめて、アクセス解析の実データをAIに渡し、「この数字から、何が起きているか読み取って」と頼んだのです。

コツ 「原因を探して」とデータごと丸投げする

ここでのポイントは、こちらで先に結論を出さないこと。「更新不足が原因だと思うから、それを裏付けて」ではなく、「先入観なしで、このデータから原因を探して」と、判断ごとAIに預ける。すると、自分では見ていなかった角度から返ってきました。

これ、更新頻度の問題じゃないかもしれない。表示のあるページを見ていくと、URLの末尾に「-2」とか「-3」がついた記事が、やたら多いんだ。表示のあるページの7割近くがそう。これ、たぶん別のところに原因があるよ。

言われて確認して、はっとしました。過去にブログを復元したとき、システムが自動でURLの末尾に「-2」「-3」を付けてしまい、同じ内容の記事が、別々のURLで二本ずつ存在していたのです。人間には同じ記事でも、検索エンジンから見ると「よく似たページが二つある。どっちを上に出せばいいか分からない」となる。結果、どちらも評価が中途半端になり、自分の記事同士で検索順位を奪い合っていました。

これ、専門的には「カニバリゼーション(共食い)」って呼ぶんだ。良い記事を書いても、自分で自分の足を引っ張ってる状態。だからアクセスが伸びなかったのは、更新不足じゃなくて、記事が二重に存在して評価を打ち消し合ってたからだよ。

もし私が「更新不足」という思い込みのまま突き進んでいたら、穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるように、いくら新記事を書いても報われなかったはずです。データを丸ごと預けて「原因を探して」と頼んだからこそ、思い込みの外にある真犯人にたどり着けました。

もう一つのコツ 「着手前に確認すべきことは?」と先に聞く

原因が分かれば、あとは直すだけ。方針は「良い中身を、実績のあるURLに集約して、片方をきれいに転送する」でした。ここで、作業前にもう一つ大事なやり取りがありました。

私は「元からある古い記事の方が、良いURLを持っているはず」と思い込んで手順を組んでいました。でも相棒が、着手前にこう釘を刺してくれたんです。

作業に入る前に、必ず両方のURLを開いて、どっちが本命か確認しよう。10秒で済むことなんだけど、ここを飛ばすと全工程が逆になっちゃうから。

確認してみると、なんと逆でした。新しく復元した方が、良いURLと検索の実績を持っていた。もし確認せずに進めていたら、全部を間違えるところでした。ここから学べるのは、取り返しのつかない作業の前には「着手前に確認しておくべきことはある?」とAIに聞いておくこと。この一言が、大きな事故を防ぎます。

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まとめ 感覚で悩まず、数字をAIに読ませる

今日のコツを整理します。うまくいかない原因が見えないときは、感覚で対策を決めず、実データをそのままAIに渡して「先入観なしで原因を探して」と頼む。そして取り返しのつかない作業の前には「着手前に確認すべきことは?」と一声かける。この二つだけで、無駄な努力と、うっかりミスの両方をぐっと減らせます。

「ちゃんとやってるのに成果が出ない」と感じたら、それは努力不足ではなく、原因の見立てがずれているだけかもしれません。数字は嘘をつきません。その数字を読む相棒として、AIはとても頼りになります。

このブログを復元したときの話はこちらの記事で、リンク切れを直した話はこちらの記事で書いています。合わせてどうぞ。

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