「AIに仕事を奪われる」——そんな言葉を、あなたも一度は聞いたことがあると思います。
僕はそれを、他人事だと思えませんでした。だって、僕の仕事はホワイトカラーだから。
このブログは、そんな僕が「奪われる側」でいるのが怖くて、いっそ「使う側」になろうと決めて、AIを使い始めた記録です。うまくいったことも、つまずいたことも、これから一つずつ、正直に書いていきます。
もしあなたが、今まさに「AIを始めてみようかな」と迷っているなら。この第1回は、その背中をそっと押すために書きました。

きっかけは、3つ重なった
僕がAIを始めた理由は、はっきりしています。かっこいい理由じゃありません。むしろ、切実な理由です。
1つ目は、YouTubeで見た1本の動画。
たまたま流れてきた、AIを使いこなしている人の動画。正直、衝撃を受けました。「え、こんなことが、もうできるの?」と。自分がまだ何も知らないうちに、世界はこんなに進んでいたのか、と。ワクワクと、少しの焦りが、同時にやってきました。
2つ目は、お金の問題。
これは誰にでもある話だと思います。僕にも、いろいろあって「稼がなきゃ」という現実がありました。何か新しいことを始めて、収入につなげたい。でも、何から手をつければいいか分からない。そんなモヤモヤを、ずっと抱えていました。
3つ目は、自分の仕事への危機感。
僕の仕事はホワイトカラーです。だからこそ、AIのニュースを見るたびに思うんです。「この仕事、いつまであるんだろう」と。書類仕事も、データ入力も、AIが得意なことばかり。奪われるかもしれない、という不安は、日に日に大きくなっていました。
「奪われる」なら、先に「使う」側になろう
この3つが重なったとき、僕はある結論に行き着きました。
怖がって待っているより、自分から飛び込んでしまおう。
AIに仕事を奪われるのが怖いなら、AIを使いこなす側になればいい。稼がなきゃいけないなら、AIを収益につなげる方法を勉強すればいい。世界が進んでいるなら、自分も追いかければいい。
理屈はシンプルです。でも、この一歩を踏み出すのは、けっこう勇気がいりました。40代。パソコンは仕事で使うけど、プログラミングなんてやったことがない。「自分にできるのか?」という不安のほうが、正直、大きかったです。
それでも、やらない後悔よりやる後悔、と自分に言い聞かせて。僕は、AIをダウンロードしました。

そして、AIを迎えた
僕が選んだのは、Claude(クロード)というAIです。このブログでは、親しみを込めて「クロ」と呼んでいます(うちの黒猫にちなんで、ですが……その話はまた別の回に)。
ダウンロードして、最初に感じたのは「思ったより、普通に話せる」ということでした。難しいコマンドを覚える必要もなく、まるで相談相手に話しかけるように、日本語でやり取りできる。「こんなことがしたいんだけど」と伝えれば、一緒に考えてくれる。
もちろん、ここからが本番です。実際にやってみると、うまくいかないこと、つまずくこと、「え、そうなるの?」という驚きが、たくさん待っていました。それは、これからの回で一つずつ書いていきます。
でも、この日——AIを迎えて、「よし、勉強するぞ」と決めたこの日が、僕にとってのスタートラインでした。

これからAIを始めるあなたへ
もし、あなたが昔の僕と同じように迷っているなら。伝えたいことが、一つだけあります。
特別なスキルは、いりませんでした。
僕はプログラマーでも、ITの専門家でもありません。ただの、仕事に危機感を持った40代のホワイトカラーな仕事をする会社員です。それでも、AIと一緒なら、いろんなことに手を出せました。動画編集のツールを作ったり、半年止まっていたブログを復活させたり、本を書いたり——全部、このあとの回で書きます。
始めるのに、完璧な準備はいりません。必要なのは、「ちょっとやってみようかな」という、その気持ちだけです。違いはやるかやらないかだけ。
僕はこれから、AIを使ってやったことを、成功も失敗も、一つずつここに記録していきます。同じように一歩を踏み出そうとしている人の、参考になればうれしいです。
次回は、AIを使い始めて僕が一番最初に整えた”道具”——音声入力ソフト「Aqua Voice」を導入した話をします。実は、AIと快適にやり取りするうえで、これがものすごく効いたんです。その理由も含めて、正直に書きますね。
それでは、また次回。

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