やりたいことが多すぎて、逆に動けなくなっていた
アプリを作ってみたい。そう思い始めてから、僕のメモには「こんなアプリがあったらいいな」がどんどん増えていきました。気づけば十数個。数だけ見ると夢がふくらむのですが、実際にやってみると、これが逆にやっかいでした。
アイデアが多すぎて、どれから手をつければいいのか分からない。全部やりたい、でも体はひとつ、時間もかぎられている。結局「どれも中途半端に気になったまま、どれも始まらない」という、いちばんもったいない状態で止まっていたのです。
そこで、いつものように相棒のAIに相談しました。
これは「アイデアを減らす」んじゃなくて「順番をつける」だけでいいと思う。全部大事にしたまま、どれから動かすかを一緒に決めよう。
この一言で、少し肩の力が抜けました。捨てなくていい。ただ、並べるだけ。それならできそうです。
AIに「今ある似たアプリ」を調べてもらった
優先順位をつけるために、AIにお願いしたのは「市場調査」でした。僕のアイデア一つひとつについて、すでに世の中に似たようなアプリが存在するのかを、実際にネットで検索して調べてもらったのです。
自分ひとりでこれをやろうとすると、アプリストアを延々とスクロールして、似たものを探して、比べて……と、丸一日かかってもおわらないような作業です。それをAIは、次々と調べて整理してくれました。
そして、その結果が、僕の思い込みを気持ちよく打ち砕いてくれました。

「作りやすいアプリ」ほど、すでに埋まっていた
調べてもらって、いちばんの発見はこれでした。
残酷なんだけど、法則があった。「作りやすい=みんな作れる=もう競合だらけ」なの。着手しやすいと思ってたアイデアほど、お店にはもう強いアプリがびっしり並んでたよ。
これは、言われてみれば当たり前の話でした。自分が「これなら作れそう」と思いつくものは、他の何千人もの人が同じように思いついて、すでに形にしている。簡単に作れるからこそ、先にたくさんの人が作っている。だから、そこに後から飛び込んでも、うもれてしまう可能性が高いのです。
逆に言えば、狙うべきは「作りやすいのに、なぜかまだ誰も作っていない隙間」。この条件を満たすものは、そう多くありません。でも、AIに一つひとつ調べてもらったからこそ、その”隙間”がどこにあるのかが、はっきり見えてきました。

優先順位が決まると、心が軽くなった
調査の結果をもとに、AIと一緒にアイデアを何段階かに分けていきました。今すぐ動かすもの、しばらく調べてから動かすもの、じっくり温めるもの、そして正直に見送るもの。
すると不思議なことに、あんなに「多すぎて動けない」と感じていたのが、うそのように軽くなったのです。全部を同時に見るから、重かった。順番に一列に並べたら、「じゃあ、まずはこれ」と、迷いなく一歩目が踏み出せるようになりました。
アイデアが多いのは、悪いことじゃないよ。引き出しが豊かってこと。ただ、引き出しは一度に全部開けなくていい。ひとつずつでいいんだよ。
今日のまとめ
やりたいことがありすぎて動けなくなっている人は、きっと僕だけではないと思います。そんなときは、無理にアイデアを捨てる必要はありません。
AIに「今ある似たものを調べて、優先順位をつける手伝いをして」とお願いするだけで、頭の中の渋滞がすっと流れ出します。特に「作りやすいものほど、もう競合が多い」という視点は、自分ひとりではなかなか気づけなかったものでした。
次の一歩をどれにするか。それが決まっただけで、今日はもう十分に前へ進めた気がしています。


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