【第25回】同じ作業でも減り方が違う。AIの使用量を食う3つの作業と、節約の3つのコツ

グラフから考える AI設定

AIと作業をしていると、避けて通れないのが「使用量」の問題です。ClaudeのProプランには使える量に上限があって、使い切るとしばらく待たされます。じゃあ、どういう作業が使用量をたくさん食って、どういう作業なら節約できるのか。今日は、実際に丸一日クロ(AI)と作業しながら体感した「使用量を食う作業・食わない作業」を、まとめてみます。

これ、意外とどこにも書いてない実用情報だと思うので、AIを使い始めた人の参考になれば。

そもそも、なぜ使用量を気にするのか

Claudeには「セッション」や「週間」の使用量の上限があります。この仕組みや確認方法は、以前くわしく書きました。まだの方は先にこちらを読んでおくと、今回の話がスッと入ってきます。

使用量の上限とプランについては 第7回 で、使用量を自分で確認する方法は 第16回 で、それぞれ書いています。

今回はその一歩先。「同じ作業でも、やり方しだいで使用量の減り方が全然違う」という話です。

グラフから考える

使用量を「食う」作業

1. 大きなファイルを何度も解析させる

今日、僕は釣りブログの大量のデータ(数十メガバイトもある大きなファイル)を、クロに解析してもらう作業をしていました。そのとき、クロがはっきり言ったんです。

クロ:大きいファイルを何度も解析すると、そのたびに使用量を食います。なので、解析は一度にまとめて実行して、結果は要点だけ出すようにします。何度も往復しないようにしましょう。

これ、なるほどと思いました。大きなファイルは、AIが読み込むだけでたくさんの「トークン」(使用量の単位)を消費します。同じファイルを「あれ見て」「これも見て」と何度も渡すと、そのたびにゼロから読み直すので、どんどん減っていく。だから「1回でまとめて処理」が正解なんです。

2. 長い文章をチャットに貼り付ける

これは、僕がこのAIブログを書くときに、ずっと実践していることです。ブログ記事の本文って、けっこう長いですよね。それを毎回チャットにベタ貼りすると、その文字数ぶん、使用量を食います。

なので僕とクロの間では、こういうルールにしています。記事の本文はチャットに貼らず、クロがHTMLファイルにして渡してくれる。チャットでやり取りするのは、タイトル案とURL(スラッグ)くらいの短い情報だけ。こうすると、長い本文で使用量を消費せずに済みます。地味ですが、記事を何十本も書くと、この差は大きい。

3. 画像(スクリーンショット)をたくさん送る

これが、いちばん見落としがちです。第9回でも書きましたが、画像はテキストよりもずっと多くのトークンを消費します。パソコンが苦手な僕は、クロに「この画面どうすればいい?」とスクリーンショットを送りまくるので、画像が多くなりがち。今日も一日で何十枚も送りました。画像を多用する日は、使用量の減りが早いと覚えておくといいです。

使用量を「食わない」作業

逆に、こういうやり取りは軽く済みます。

  • 短い質問(「これで合ってる?」のような一言)
  • テキストだけのやり取り(画像やファイルを添付しない)
  • 一度の指示で完結する作業(何度も往復しない)

ポイントは「往復の回数」と「一度に渡すデータの大きさ」です。この2つが小さいほど、使用量は節約できます。

使用量を節約する、3つのコツ

今日の体験から、僕なりにまとめたコツはこの3つです。

ひとつめ、往復を減らす。「あれして」「これして」と小刻みに頼むより、「これとこれをまとめてお願い」と一度に伝えるほうが軽い。

ふたつめ、結果は要点だけ出してもらう。大量のデータを解析させるとき、全部を画面に表示させると、その表示ぶんも使用量を食います。「結果はファイルにまとめて、要点だけ教えて」と頼めば節約できます。

みっつめ、長い文章や大きなデータはファイルでやり取りする。チャットにベタ貼りせず、ファイルで渡す・受け取る。これだけで、けっこう変わります。

クロは自分の使用量が見えない、けれど

面白いのは、クロ自身は自分が今どれくらい使われているか見えていない、ということです(これも第16回で書きました)。でも、「どういう作業が重いか」はちゃんと分かっていて、今日みたいに「これは使用量を食うので、こうしましょう」と先回りして節約案を出してくれる。

AIと長く付き合うなら、この「重い作業・軽い作業」の感覚を持っておくと、上限に不意打ちされずに、一日たっぷり作業できます。僕も今日、この感覚のおかげで、朝から夕方までずっとクロと作業を続けられました。パソコンが苦手でも、コツさえ掴めば、AIは一日中つき合ってくれる相棒になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました